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ルーイのつれづれ日記
2025/07/03 (Thu)  00:46:33 /
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2005/03/12 (Sat)  22:13:50 /
ひゅんひゅんと黒い影が飛んでゆく。
危うくぶつかりそうになって俺はあわてて頭を下げた。
これは闇の思念体。ぶつかればその思念に体を乗っ取られる。
そうなりゃもう人間としてはだめだね。ただの動く道具。
逃げて逃げて逃げまくって、広場みたいなところまで来た。
ああ、もうめんどくさい。
いっそのことのっとられてしまえば楽になるのかなぁ・・・。
「こっちだっ!」
急に腕を引っ張られて、俺は仕方なくまた走り出した。
「いいか?お前はこの世界を救える唯一の存在だ。
どんなときもやけになるな。自分自身を最優先で守れ」
そう言う彼は強くて頭が良くて。
彼のほうがこんな俺よりかは世界を救う存在にふさわしいだろうに。
この世界の理は少々おかしい。
「この家の中に地下通路への隠し通路がある。先に行け!」
ぽいっと放おりこまれた部屋は見ず知らずの部屋。
適当に突き進んで怪しい板をはずす。
と。
落ちた。
ひゅるると落ちた先にはちゃんとマットが引いてあって。
俺はゆっくりと体を起こした。
周りは真っ暗闇で、ちょっと向こうにぼんやりと明かりが見える。
とりあえずあそこに行ってればいいかな・・・?
慎重に足元を探りながら一歩一歩進む。
どうやらここは天然の洞窟らしい。
明かりのついているところはちゃんとした部屋になっていて。
俺がそこに入った瞬間、ひゅっと音がして冷たいものが首筋に当たった。
・・・???
「悪いな。お前個人にうらみはないが・・・」
「お前!何をしているっ!」
だだだと足音がして、彼が来た。
ぼんやりとした頭でようやく首筋の冷たいものが刀だと分かる。
俺、死ぬのかな・・・?
「そいつはこの世界を救う存在だ。自分が何をしているのか分かっているのか?」
「ああ、分かっているさ。こいつは俺にとっては邪魔なんでね」
頭越しに交わされる会話はどこか遠く。
俺は意識がだんだんと遠のいていくのを感じた。

・・・・・・??
「あれ・・・?」
目の前に広がる平和な景色に俺は一瞬戸惑った。
確か、暗黒神だか破滅神だかが復活なり登場なりして、
世界が壊れはじめて、
んで何か知らないけど俺は殺されたんじゃなかったっけ・・・?
目の前の景色には見覚えがある。
確かこの2時間後ぐらいには世界が壊れ始めるんだった。
・・・やりなおし・・・?
ま、いいか。とりあえず同じ結果にならないように行動あるのみ!!
とりあえず俺は地下に向かうことにした。
同じ広場に行くと、同じ家があり、中に入ると同じように地下に落ちた。
「・・・何でお前がここに・・・?」
俺が殺された?部屋には彼がいて、俺を見て驚いた表情を浮かべていた。
信じてもらえるかどうか分からないけど、
とりあえず事情を説明してみるか。
「・・・分かった。もうあまり時間はないな」
彼はすばやく何かを操作し、俺のほうに輝く球体を向けた。
「世界に破滅をもたらすあいつは、この結晶でのみ消し去れる。
そして、これを扱えるのはお前だけだ」
そうっと渡された球体は完全な球で。
やわらかい青色の光を発していた。
「さあ、行こう」

電車を乗り継いでたどり着いた先はどこかの駅。
そこにたどり着いたときにはすでに破壊神が登場していた。
ゆっくりと世界が暗黒に蝕まれていく。
「皆で力を合わせるんだ」
そこには俺が持っているのと色が違う球体を持った人々がいて。
全員で力をあわせないと破壊神は消えないらしい。
・・・・・・・・・。
幾度やっても上手くいかず、
そうしているうちに周りはどんどん侵食されていく。
どうも全員で呼吸を合わせるのは無理だと感じたので、
俺は何人かだけでやってみることにした。
俺に、ちからを。せかいをすくえるちからを・・・。
ふわっと青い光が辺りを包み込み、暗黒がどんどんと掻き消えていく。
俺はそれを見ながら、意識が遠のいていくのを感じていた。
「・・・!・・・」
最後に彼が叫んだ言葉は俺の耳には届かなかった。



うわー文章雑い・・・。久々だからな・・・。
そして夢自体書きにくいっ!!
ちょっと違うけどこんな感じの夢でしたー。
補足ー。
殺された?後一回起きたんですよ(爆)
今は良く覚えてないけど駅にたどり着くまでにいろいろありました。
彼って誰でしょうね・・・。ぽち兄様なイメージ。
名前が分からないから彼なんですよ。
自分の性別不明でしたー。
自分の全生命エネルギーを使って世界を救う、という感じでしたね。
他の人はサポートで私が主体でした。
他の人々は知り合い少々知らん人少々。
何人か、というのは知り合いだけ集めてみた。
確か、“彼”は途中でいなくなってます。
最後にどこからともなく赤い球が手伝ってくれて上手くいったんです。
んで、その赤球は“彼”でしょうね。会話しましたからねー。
・・・補足長っ!
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