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ルーイのつれづれ日記
2019/05/23 (Thu)  10:03:21 /
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2006/06/15 (Thu)  21:55:22 /
とりあえず第二弾。オリジナル。意味不明すぎ。ついでに暗い。そして読みにくい。

アイディア的には7つめだったりする。



すごい人だと思った。
僕たちを守ってくれるんだと思った。
でも、実際は人間の敵だった。

僕がその人に初めて会ったのはある夏のことだった。
その年の夏は日照りがひどく、村は飢饉にみまわれていた。
そこへどこからともなくやってきたその人は、長くきれいな髪の女の人で、村長に日照りの原因は山の神への感謝を忘れているからだと言って神の怒りを静める儀式の方法を教えた。
わらにもすがる思いだった村人達は、早速なけなしの穀物をかきあつめてその儀式の準備をした。
この村にはお礼できるものは何も無い、と僕が言ってもその人はそんなものはいらないと答えた。
どうして僕たちを助けてくれるの?と聞くとその人は世界を守るために旅をしているのだと言った。
儀式が行われるとすぐに暑さは和らぎ、雨が降ってきた。
けど、村人達がお礼を言おうとしたときにはもう彼女の姿はなかった。
僕は彼女はきっと神から使わされたすごい人なんだと思った。
人間を助けるために。
それからしばらくして、長い髪の女の人が戦争を止めたとか水不足の村で井戸を掘り当てたとかいう話を聞くようになった。
きっと彼女だ、と僕は思った。
そして、人々の間にも彼女は人間の救世主だという噂が広まった。

それからさらに何年かたって、村はかつて無い危機に襲われた。
近くの山に狼が住み着き、村を荒らすようになったのだ。
このままでは今に作物だけでなく人も襲われる、という不安を抱いた村人達は、少しずつ山に分け入って狼を殺していった。
いかに獰猛な獣でも、人間の知恵と工夫にはかなわず、残りはわずか少数となった。
しかしある日の夜、狼の大群が村を襲った。
大量に押し寄せる狼に、油断もあって非力な人間はなすすべも無く死んでいった。
きっと彼女が来てくれる。
僕は根拠も無くそう思った。
実際、僕は彼女の姿を見つけた。
助かった、と僕は思った。
けど、それは間違いだった。
彼女はいた。狼の群れとともに。
彼女が人間を殺すのを僕はただ呆然と見ていた。
人間を助けてくれるんじゃなかったの・・・?
血まみれの彼女が僕の方に近づいて来ているのが分かったが、僕はいろいろなショックで全く動けなかった。
「世界を守るんじゃなかったの・・・?」
どうにかして喉の奥から搾り出した言葉は、果たして音となっていたのか。
けど、彼女は答えた。
「セカイは人間だけのものだとでも思ってた?」
僕は愕然とした。
だったら、今までのはなんだったのか。
「だって、村を助けてくれて・・・」
「あれは人間のせいで他の動物も困ってたから」
「戦争を止めたって・・・」
「人同士が傷つくのは自業自得だけど、人が争うと人だけじゃなくて大地を傷つけ、他の動植物も傷つけるから」
言われてみれば確かにそうかもしれない。
僕らは人間に都合のいいように考えていたけど、実際は全然違っていたということだ。
「そして、君達は何の罪も無い狼達を殺し、絶滅の危機に追い込んだ。だから、今回はその報復」
いつのまにか、彼女の周りには狼が集まってきていた。
あたりはただ静かで、それが帰って不気味だった。
「狼が村を荒らしたから・・・」
なんだか全面的にこちらが悪い気がしてきたけど、元々の原因は狼達だ。
僕らは何も悪くない。
「人は傷つけなかったよね?それに、この子達が村の穀物を奪ったのは元はといえば人間が山の食べ物を奪っていったから」
確かにそうなのかもしれない。
けど、何かがおかしい。
何か、は分からないけど。
どうせ、僕はここで死ぬのだと思った。生きている村人はもう誰もいないだろう。
「ま、長生きしたかったらセカイが人間だけのものじゃないってよく覚えておくようにね」
しかし、そう言い残すと、彼女は狼を従えて去っていった。
彼女と狼が去った後も、僕は日が昇るまでそこから動けなかった。

次の日、僕は村人達を埋葬した後、生まれ育った場所から旅立った。
僕はあの長い髪を忘れないだろう。
彼女は危険だ。人間の敵だ。
それを他の人たちに伝えることが、一人生き残ってしまった僕の義務なのだと、そう思った。




とりあえずまとまりゼロ。そして暗い。読みにくい。
なんかぱぱっと思いついたのをがーっと書いたらこうなりました。
補足とか。彼女は普通の人間です・・・が動物さんとしゃべれないとおかしい。
とりあえずセカイは人間だけの~という台詞が思い浮かんでそこから書いたのです。
多分何かに続く。
気が向いたら書き直すかも。気に入らない点が何箇所か。
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